「教科書が読めない子」が増加?

「『教科書が読めない子』が増加…日本の子どもたちを蝕む“見えない学力低下”の正体」という記事がありました。文字は読めるのに、簡単な文章の意味が理解できない。単なる「読解力不足」ではなく、言葉の意味を頭の中でイメージとして再構築する力につまずきがある、とのことです

 

記事では、「読める」と「分かる」の間に深い溝があり、「読む力」はあっても「理解力」が未熟であることに気づかない、とありました。確かに、私が推奨している音読でも、声に出すことに集中してしまい、内容が頭に残らないと言う子供がいます。マルチタスクが苦手で、まじめだけど器用さに欠ける子供に見られる傾向です。

 

そのような場合は、物語文を使って、セリフに感情を込めて音読することをおススメします。芝居のように大げさでなく、わずかに感情を込めるだけで十分です。このセリフは誰のセリフか、プラスの感情か、マイナスの感情か、気をつけながら読む癖をつけると、問題を解く時に大いに役立つでしょう

 

国語が嫌いな子供には、まず大人が一緒に文章を読むことが大切です。物語文では、低学年からの「読み聞かせ」が威力を発揮します。文や段落ごとに交替するなど、工夫して音読することで、子供が文章を読むハードルを下げていきましょう。

「子供の学習習慣は『親の関わり方』で決まる」をご参照ください。)