塾選びのポイントは「合格実績」?

前回のブログでは、『二月の勝者』最新刊を参考に「受験校選び」の重要性を話しました。一方、現在3年生のご家庭では「塾選び」が最重要テーマだと思います。ちょうど「塾選びのコツを専門家が指南」という記事がありましたので、ご紹介します。

 

そこでは、塾選びのポイントとして、以下の5点が示されていました。

① ライフスタイルと合うか

② 親がサポートできるか

③ 子供の性格と塾の雰囲気が合うか

④ 宿題の量が適切か

⑤ 講師に相談しやすいか

いずれもそのとおりだと思いますが、塾選びのポイントに「合格実績」がないことに、疑問を持たれた方も多いでしょう。

 

2月1日入試について、男子御三家+女子御三家の合格実績を、2013年と2023年で比較しました。

✅ SAPIX:770人→929人(+21%)

✅ 四谷大塚:296人→385人(+30%)

✅ 日能研:350人→210人(▲40%)

この数字だけ見ると、「御三家を目指すならSAPIXを選択せざるを得ない」と思われるかもしれません。「塾内順位でSAPIXなら上位900人、日能研なら上位200人に入らないと、御三家レベルは厳しい」と私は解釈します。

 

最近のSAPIXはすそ野が広がり、1学年7,000人近くに増えました。SAPIXであっても、上位1~2割しか御三家レベルに入らないので、御三家の合格実績で塾選びを決めるべきご家庭は、一部に限られるでしょう。受験勉強は「個人戦」であって、塾対抗の「団体戦」ではありません。たとえ塾の合格実績が過去最高でも、我が子が合格しなければ何の意味もないのです。