午後受験を避けたい!受験校選び

先日のブログ(「2026年合格実績に見る『SAPIX離れ』は本当?」)では、良い中学受験となるかを左右する3つのファクターから「①塾選び」をお話ししました。今日は「②受験校選び」についてです。

 

受験校選びの第一歩は、子供自身が「早く・多く・実際に学校へ足を運ぶこと」です。受験する本人のモチベーションが上がらなければ、長丁場を乗り切って、合格までたどり着けません。6年生になると土日も授業・模試で潰れてしまうため、5年生までに学校見学をしておきましょう。子供の実力・成績は入試直前まで変わるので、上下に幅広い偏差値レンジで「行きたい」と思える学校を見つけることが、成功への道です。

「『偏差値が高い中学でなければ行く意味がない』って本当?」をご参照ください。)

 

次に、実際の受験スケジュールを組む上でカギとなるのが、1月の「前受け」です。ここ中央区は、千葉・埼玉へのアクセスが良いメリットがあります。直前期の勉強時間は貴重なので、できれば前受けは、安全校(平常心で2月を迎えるため)1校と、実力相応校(模試のない直前期に客観的に立ち位置を測るため)1校に止めるのが得策でしょう

「親を悩ませる“前受け”のコスパとリスクは?」をご参照ください。)

 

近年は、1月入試の結果次第で、2月の受験校を変えるのが当たり前になりました。1月に「行きたい」と思える学校に合格しておくと、2月の午後受験を回避できるのが最大のメリットです。入試当日は、早朝から余裕を持って会場に到着し、極度の緊張状態の中、4教科を全力で解かなければなりません。これは、12歳の子供の体力を激しく消耗させます。

「続・『二月の勝者』に見る受験校選び」をご参照ください。)

 

疲労困憊で午後受験に臨むと、思わぬミスや失敗を生むだけでなく、翌日の受験にも悪影響を及ぼします。午後受験を回避して1日1校の受験に集中できるメリットは、想像以上に大きなものです。1月に1~2校、2月に2~3校で終えられるのが、理想的な中学受験でしょう。