速報!東大現代文で今年も小説が出た!

2月25日に行われた東大入試の国語において、2年連続で小説が出題されました。2026年の出典は仲谷実織さんの『宿雨のあとで』、小説新潮2024年9月号に掲載された新しい作品です。ちなみに、今年の浦和明の星でも仲谷実織さんの『小屋のなか』が出題されています。

 

2025年の東大入試では、佐多稲子さんの『狭い庭』が出題されて話題になりました。これは1956年の作品でしたから、時代の振り幅の大きさに驚かされます。今年の東大の問題は別途解説記事を書く予定ですので、それまで昨年の解説記事をご覧ください。

「東大現代文で小説が出た!①」「東大現代文で小説が出た!②」をご参照ください。)

 

一方、2026年の中学入試では、開成の国語から物語文が消えて「随筆1題のみ」となるサプライズがありました。開成の出題形式は一定しておらず、近年では2022年入試が「物語文1題のみ」です。麻布や駒場東邦のように、1題のみとするなら物語文かと思いましたので、まさに想定外でした。

 

東大と開成で出題傾向が逆行したのは、とても興味深い現象です。私は、来年の開成入試では何事もなかったかのように「物語文+論説文の2題」に戻ると予想しています。開成用の模試を作る先生は悩まれると思いますが、皆さんはどう予想しますか。